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ランニングに魅入られる人たちの多くは、このランニングハィを経験している。 家事も、そうなったらさぞラクなことだろう。
家事そのものが楽しくなったら最高、かつて、一人暮らしが2人になり、子供が生まれて3人、4人になっていく過程で、長年培った(つもりの)自分の暮らしのスタイルがどんどん崩れ、家事と育児と仕事の山の前に荘然としていた私。 本当に、毎日暮らしていくだけで、いっぱいいっぱい、と思っていた。
しかし、それまでのやり方や思い込みを全部見直して、モノを減らし、家事を省力化することで、「少しだけ、でも必ずやる」家事を定着きせていくにつれ、慌しいばかりだった日々が苦痛ではなくなり、少しずつだが、楽しみさえ見出せるようになっていずれにしても、「基礎練習」というからには、あまり厳しいものでは続かない。 一日当たりの時間も、なるべく短いほうがいい。
ジヨギングを始めるとき、息が上がらない程度、伴走している人とおしゃべりができる程度を目安にしているのを参考にしよう。 アグレッシブじゃない時間管理の方法が知りたい!その昔、私はビジネス書の出版社で書籍の編集をしていた。
ビジネス書のテーマとして、「時間術」は、その頃もとても人気があった。 著名な経営者や各界のリーダーが、「私の時間の使い方」を紹介したもの。
経営コンサルタントや評論家が教える、手帳やパソコンを駆使した「時間管理術」。 資料として、原稿として、それらの文章を読んでいると、ダラダラ過ごしているだけの自分が、なんだかひどく怠け者で、頭の悪い人間に思えてきて(まあ、実際そうなのだが)、次第に落ち込んでしまう。

だって、そういう本には必ずと言っていいほど、「一日は24時間、誰にでも平等活かすか否かで、人生が決まる」「時は金なり。 あなたの時給はいくらか?」「通勤時間も、昼食後の休憩時間も、ムダにせず有効に使おう」などと書いてあり、ポーッとして過ごす、などというのは罪悪に等しいのだ。
著者はみな、疲れを知らないエネルギッシュな人ばかりらしい。 テンシヨンも血圧も低い私など、そんな文章を読んでいるだけですでに疲れてしまい、「で、できないよ・・・」と、何もしないうちから挫折してしまう。
よくある、有名人の、10分、15分刻みで予定を書き込んである手帳術、なんていうのも、全然役に立たなかった。

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